ミレニアル世代を魅了する「合成ダイヤモンド」が注目されている理由

ミレニアル世代を魅了する「合成ダイヤモンド」が注目されている理由

メモリアルダイヤモンドがミレニアル世代の人々から注目されています

ダイヤモンド業界は緩やかに衰退傾向ですが、合成ダイヤモンド市場は現在、日本で約1兆7,900億円と言われ、2023年までに約3兆4,000億円に成長すると予想されています。

なぜ、合成ダイヤモンド が注目を集めているのでしょうか?

天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドの相違

ダイヤモンドは天然のものと合成のもので違いがあります。

天然ダイヤモンドとは、地表から140km〜200kmの高温・高圧環境で自然に生成さるダイヤモンドのこと。高温で溶けた岩石から炭素が放出され、結合が始まります偶然の産物とも言える天然ダイヤモンドは、その希少性からとても高額なのが特徴。

合成ダイヤモンドは、天然ダイヤモンドの生成過程を科学技術で作ったダイヤモンド。 天然ダイヤモンドは品質の安定性に欠けますが、合成ダイヤモンドは品質が均一、または目的にあった品質を作ることができるため、工業用の機械などに使用されています。最近では、ジュエリーとしても市場に出回り、脚光を浴びるようになりました。

「合成ダイヤモンド」はミレニアル世代に最適?その理由は?

純愛や永遠の絆といった宝石言葉を持つダイヤモンドは、婚約や結婚指輪に最適。そのためダイヤモンド業界は、結婚に適した年齢であるミレニアル世代に注目しています。

ミレニアル世代とは、1981年から1996年に生まれた人々のこと。IT環境で育ち、情報リテラシーに優れ、モノよりコトに興味を持っています。エシカル(倫理的)や持続可能といった面に惹かれています。また、貯蓄管理意識が高いのも特徴。

ミレニアル世代の特徴にマッチしているのが合成ダイヤモンド。その理由は2つあります。

ひとつは、天然ダイヤモンドより手頃な価格であること。もうひとつは、エシカルな宝石であることです。

エシカルな消費に関心の高いミレニアル世代からは、天然ダイヤモンドではなく、合成ダイヤモンドの支持が厚いのです。

合成ダイヤモンドを使ったミレニアル世代の理想的な供養スタイル:「遺骨ダイヤモンド」

故人の遺灰・遺髪から抽出した炭素で作られる合成ダイヤモンドがあります。これは「遺骨ダイヤモンド」と呼ばれ、葬儀と供養の両面を兼ね備えたメモリアルダイヤモンドです。

人体の18%は炭素でできており、遺灰などにも炭素が残っています。それらを約3日半かけて純度99.99%の炭素に精製し、天然ダイヤモンドが生成する高温・高圧を再現した環境でゆっくりと時間をかけて結晶化させます。特別な方法で結晶化されたものが遺骨ダイヤモンドの原石です。そして、できあがった遺骨ダイヤモンドは美しく研磨され、遺族の元に届けられます。

遺骨ダイヤモンドは故人を身近に感じることができ、お墓を必要としない供養スタイル としても注目されています。遺骨ダイヤモンドの価格は288,000円から。

遺骨ダイヤモンドのカラーやサイズなどにより価格は異なりますが、製造工程と仕上げ、発送費用が含まれた価格であるため、平均178万と言われる一般的な葬儀の費用を抑えることができる点でも、遺骨ダイヤモンドは注目されています。

まとめ

合成ダイヤモンドは天然ダイヤモンドの生成過程を科学技術によって作ったもの。輝きや硬度などの特徴は天然ダイヤモンドとほとんど変わらないうえに、数々の社会問題を引き起こさず、とても安価で手に入れることができます。

結婚適齢期であり、高級品よりエシカルで持続可能なものに興味を示すミレニアル世代には価値ある宝石となり、合成ダイヤモンド市場が伸びています。

遺骨や遺灰からダイヤモンドを生成する「遺骨ダイヤモンド」も合成ダイヤモンドのひとつ。

故人の思い出が詰まった遺骨ダイヤモンドは、手元に置いておくことで供養になり、遺骨ダイヤモンドの価格は一般的な葬儀の費用よりも安いため経済的です。

投稿者名:茂木宏美

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